子供たちが色々なことを体験し、吸収していく場に、私も参加して力になりたい。今は講師の側として「科学の学校」に携わっています。

私が科学の学校に通うようになったのは、小学五年生の時だったと記憶しています。それまでも何度か夏のお楽しみ実験などに参加していたので、学びの場というよりは、友達と科学実験を楽しむという主旨で入学しました。

「科学の学校」の良いところは、学校では教えてくれないような事を知りたいという子供たちから、私のような純粋に科学実験を楽しむ子供たちまで、幅広く受け入れ、どちらの場合であっても科学実験を通してたくさんの事が学べるというところです。

私は小学五年生から中学二年生まで科学の学校で学びましたが、学年が上がる毎に、科学の学校に対する姿勢が微妙に変化していたように思います。小学生の頃は単純に楽しむために毎週行っていましたが、中学に入ると幾分か知的探求心が芽生え始めたのか、実験した内容をしっかりノートにまとめたりしていました。

では小学生の頃は学ぶ事がなかったのかというと、そういう訳でもありません。「科学の学校」では、楽しみながら学べるようにカリキュラムが組まれています。百聞は一見に如かずと言いますが、まさにその通りで、一回実験したことはなかなか忘れないものです。さらに私は実験を通して、洞察力や考察力などの力も伸びたと思います。

「科学の学校」は単に科学の事だけを学ぶ場ではなく、本当に色々なことを学べる場所です。ここで学んだ「考える力」は、今に間違いなく活かされています。毎週生徒が感動し、その度に成長していく姿は、僕にとってもいい刺激になります。講師の立場になった現在でも、実験を通して学ぶことがたくさんあります。これからもこの仕事に携われればと思います。

栗本 卓典さん
かつて学んだ教室で、今は教える側に。
実験を通して学ぶことは、今も尽きない。