小学校での実験がたのしかったから、もっとやりたい。その純粋な興味が、私が科学の学校に入るきっかけだったと思います。
小学校では理科の授業でたまに実験を皆でやってみる程度の頻度だったので、もっとたくさんの実験をやるためにはどうすればいいか親に聞いたところ、この実験教室を紹介してくれました。
小学生の頃は、ヨーグルトやバターなど日常でよく見かけるものを科学的な視点で見たりする実験が多く、身近なものに通じる分、新たな発見をしたとき、その身近な物が全く知らなかった新しいものに見えて、いっそう科学の世界に夢中になっていきました。
中学生では、それよりもさらに高度な実験を行い、それもまた新たな発見の連続で楽しかったのですが、加えてその経験が、中学・高校での少し難しい実験を抵抗なく行える大きな理由だということに、後々気づきました。実験も含め科学の難易度の高い分野に抵抗がなく、むしろこれらを楽しく学ぶことができた背景には、科学の学校での難しい実験をわかりやすく教えてもらいながら行ってきた過去がありました。
そして高校では、科学の学校で味わったような新たな発見をしてみたいという思いで、その経験も同時に生かせる理科部に所属し、数々の研究を自ら行ったり、部活が昔から継続して行ってきた研究に携わったりしました。その部活で私が行ってきた活動が大きく評価されたことが、大学合格につながったと私は考えています。
小さな興味や楽しさから、将来につながる技術や知識へと昇華させてくれた科学の学校の存在は、私が人生を自分の興味に従って進めることができるようにさせてくれたものの一つだと思います。
小さな興味が、人生を進める力になった。